どうも、みぃ~太郎です!
みなさん、「ハヤ」ってどんな魚のことをいうかわかりますか??
「あぁ~、ウグイのことでしょ?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
実は、、、半分正解で、半分ハズレなんです!
今日の記事は、是非そんな方に読んでもらいたいと思っています!
「コイ科淡水魚で細長く中型の魚」のことを表す言葉
一般的に関東では、ウグイのことを「ハヤ」「本バヤ」ということが多いらしいです。
ハヤと言う呼び方は、かなり浸透していて逆にウグイという名称より「ハヤ」と言う呼び方のほうが、有名な地域もあるみたいです。
しかし、ウグイを「ハヤ」と呼ぶのはあくまでも方言で、正式には、コイ科の淡水魚で細長く中型のタイプの魚のことを表すのに、ハヤという言葉が使われます。
でも、「コイ科」って言ってもどんな魚がコイ科なのか、わからないですよね~。なので、少し例をあげてみましょう。
例えば、コイ科の魚にはこんな魚がいます。
フナ↓
そして…ウグイ↓
他にも色々いるんですが、とりあえず5種あげてみました。
この5種の中で「ハヤ」と呼ばれる魚は、実は2種類います。
細長い魚ですよ~。
そうです、金魚!あっ、間違った…。
ずんぐり金魚君はハヤではありません。(笑)
答えは、オイカワとウグイです。
この2匹は、コイ科で細長くサイズも中型なので「ハヤ」と呼ぶことができます。
コイも細長いですが、大きさがBIGサイズなので、ハヤとは呼べないわけですね~。
「ハヤ」と呼ばれる魚たち
「ハヤ」と呼ばれる魚は ウグイ、オイカワ、アブラハヤ、タカハヤ、ヌマムツ、カワムツなんかがいます。
聞いたことのない魚もいるかもしれませんね。
写真をのせたかったんですが、フリー素材がなかなか見つからないので、写真を見たい方は「ハヤ - Wikipedia」で検索してみてくださいね。
方言によって違う呼び方も…
地方によっては、色々呼び方があるらしいです。
ハエ、ハヨ、イダ、クキ、ヒヤレ…。沢山あり過ぎて、よくわかりません!
ちなみに、北海道ではウグイのことをアカハラと言います。
産卵期にお腹が赤くなるのが名前の由来です。
アカハラ…アカデミックハラスメントじゃないですよ!
アカデミックハラスメント(和製英語: academic harassment)とは、大学などの学術機関において、教職員が学生や他の教員に対して行う、嫌がらせ行為。パワーハラスメントの一類型。略称はアカハラ。 引用:Wikipedia
鳥のことでもありません!
アカハラ(赤腹、Turdus chrysolaus)は、スズメ目ツグミ科ツグミ属に分類される鳥。 引用:Wikipedia
イモリのことでもありません!!
アカハライモリ(Cynops pyrrhogaster)は、有尾目イモリ科イモリ属に分類される両生類の一種。略してアカハラと呼ばれるほか、日本で単にイモリと呼ぶ場合本種を指すことが多い。 引用:Wikipedia
アカハラ、多すぎるよ~!!(笑)
とにかく、北海道・ウグイと言えば、アカハラなんです!!!
みんな!!ちゃんと覚えて帰ってね。
ウグイの名前の由来
最後に、正式名称ウグイの名前の由来を話して〆ましょう!
ウグイの名前の由来には、鵜という鳥が関係しています。
鵜は、鵜飼い漁とかで有名な鳥ですね。
実は鵜はウグイを良く食べるらしいです。
それで、鵜が食べる魚…鵜食い…うぐい…という感じで、ウグイと呼ばれるようになったらしいです。
ウグイの名前は、まさかの「鵜に食べられちゃう魚」から来ていたんですね。
食べられることが前提だなんて…。こんな名前にするなんてひどい!(笑)
まとめ
今日は、「ハヤ」に含まれる魚と、ウグイの名前の由来について考えました。
まとめると、「ハヤ」と呼ぶには3つの条件を満たす必要があるということでした。
「コイ科であること」「中型であること」「細長い体格であること」の3つがその条件でしたね。
あっ、今思いましたが、私がファビコンに使っているアザラシみたいなウグイ…残念ながらこれはハヤとは呼べないな…。だって丸いもん。(笑)
★関連記事:ハヤの仲間の見分け方!ウグイとタカハヤ・アブラハヤ編! www.uguing.net
★関連記事:ウグイってどんな魚?? www.uguing.net