どうも、みぃ〜太郎です!
スピナーは、初心者用ルアーとしてよく紹介されたりするルアーです。
確かに、何もアクションを加えなくても、ただリールを巻いているだけで簡単に魚が釣れるルアーなので、初心者にはお勧めのルアーと言えます。
今日は、みぃ~太郎の話せる範囲で、スピナーというルアーについて説明したいと思います。
スピナーとは
下の写真のようなルアーをスピナーと言います。
言葉でスピナーを説明すると、、、
「金属などでできたブレードを水中で回転させることで、魚にアピールするルアー」
といった感じです!
ウィキペディアでは、スピナーについてこう説明しています。
スピナー 直線形の針金にビーズとブレードを通し、後端にトリプルフックを取り付けたルアー。スプーンを元に改良したもので、本体に回転するブレードが付いているためにこの名称となった。フックにはスカートや羽根飾りが付くことが多く、外見はブレード付きフライといった感じである。クルクルとブレードを回転させて泳ぐ姿は、小さな甲殻類や水生昆虫のような雰囲気で、ただ引いているだけで小さな魚もよく反応する。 引用:Wikipedia
うーん。結構、偏見が強いような…。(トリプルフックを搭載していなくてもスピナーと呼びますよ!!)
主に、泳がせている時の姿は虫に似ているということのようですね。
ぱっと見、ただの金属片なのに、ルアーっておもしろいですね~。
さてそれでは、次にスピナーの種類について見ていきましょう!
スピナーの種類は大まかにわけて3種類
スピナーには大きく分けて3つの種類があります。一づつ見ていきましょう!
1 クレビスタイプ
ブレードの固定にクレビスというパーツを使っているタイプです。
スピナーといえばこのタイプを思い浮かべる人も多い、スピナーのスタンダード的なタイプです。
2 インラインタイプ
ブレードの固定にクレビスは使用せずに、ブレードを直接シャフトに装着してあるタイプを、インラインタイプといいます。
インラインタイプの特徴としては、クレビスタイプよりも着水後の立ち上がりが早いこと、スローで泳がせることがでることなどがあります。
3 上記2つ以外のタイプ
クレビスタイプやインラインタイプの他にも、ブレードを搭載してあるけど、2つのタイプには当てはまらないルアーがあったりします。
どこまでをスピナーと呼ぶかは、線引きが難しいところですね~。
上の写真の、ウグイングスピナーなんかは、スピンテールジグに分類することもできそうな形ですよね…。ややこしいですね〜。
ただ、スピナーという名前がついていても、別のジャンルであるということがはっきりしているルアーもあります。
例えば、スピナーベイトというルアーなんかが、良い例かもしれません。

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このルアーは、主にブラックバスの釣りで好んで使われるルアーですが、スピナーとは全く別ジャンルのルアーだったりします。
スピナーの弱点は糸ヨレ
どんなルアーにも弱点はあるのですが、スピナーにはかなり厄介な弱点があります。
その弱点とは、糸ヨレです。
スピナーのブレードは基本、同じ方向にしか回転しないので、糸がヨレてしまいライントラブルにつながります。
一日中スピナーを使い続けると、上の写真のようにラインが絡まる事件が発生することもしばしばです。
そこで、スピナーを使う場合スナップスイベルなどを使用すると糸ヨレを軽減することができます。
ただ、現状はスイベルを使用しても糸ヨレは完全には無くならず「使わないよりはマシ」といったレベルだったりします。
各メーカーも、スピナーの糸ヨレ対策には力を入れていて、最近では、糸ヨレ軽減機能を持っているスピナーも多数販売されています。
例えば、スミスの二アキスやAR-Sなどがそれに当てはまります。
また、アングラーズパブリックさんのスピンウォークや、D3カスタムルアーズさんのファーラップのように、ボディをオフセットして糸ヨレをほぼ完全に無くそうと試みているメーカーもあります。
スピナーは6つのパーツでできている
ここからは、実際にスピナーを分解して、スピナーに使われているパーツを一つづつ説明したいと思います!
1 シャフト(アイ)
スピナーのベースになる大事なパーツが、このシャフトです!
シャフトの両端には、ラインを結んだり、スプリットリングを装着したりするための輪があり、この輪のことを「アイ」と言います。
また、アイの形の違いよる細かい呼び方ですが、上の写真の左の結び目があるアイをループエンド、逆に左側の開いているアイをオープンアイと呼んだりします。
2 クレビス
シャフトとブレードを連結させる役割とブレードの回転を助ける役割があります。
3 ブレード
回転することで、水中に強烈な光の点滅(フラッシング)と振動を起こし、魚にルアーの存在をアピールします。
4 ボディ
ボディには大きく分けて3つの役割があります。
1つ目には、ルアーを遠くに飛ばしたり、水中にルアーを沈ませるための、おもりの役割。
2つ目には、シャフトがブレないようにして、ブレードの回転を高める役割。
3つ目には、カラービーズなどによって、ブレードの補助的なアピールをする役割などがあります。
5 スプリットリング
スピナー本体とフックをつなぐ役割があります。
スプリットリングについて詳しく知りたい方は、下の記事もおススメです。
ルアー初心者は絶対知っておきたい!スプリットリングの基礎知識!
7 フック
魚の口に針を引っかける役割があります。
まとめると、下の写真のようになります。
これらの、6つのパーツが合わさってスピナーはできているということですね~。
ブレードの種類
スピナーのブレードには、大きく分けて3つの種類があります。それぞれの種類によってルアーの動きが変わってきたりするので、おもしろいところです。
では、それぞれの特徴を上げていきますね!
1 コロラドタイプ
形
涙のしずくのような形
特徴
コロラドタイプは、水中での抵抗が大きいため、ゆっくりとルアーを泳がせることができます。
水中の振動は大きめですが、ブレードによるフラッシング力は落ちます。
コロラドタイプの例
ルブレックス セルタ

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2 インディアナタイプ
形
ウィローリーフタイプと、コロラドブレードの中間の形
特徴
インディアナタイプのブレードは、バランス型です。ブレードも程よく回転し、程よくアピールします。どんな場所でも無難に仕事をこなしてくれます。
悪くいえば「中途半端」と言った感じでしょうかね~。
ただ、どこからどこまでかインディアナタイプに属するのかは、私もよくわかっていません。
インディアナタイプの例
メップス社のブラックフューリーなんかは、インディアナタイプ寄りのスピナーだと思います。

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3 ウィローリーフタイプ
形
ヤナギの葉のように細長い形
特徴
ウィローリーフタイプは、水中での抵抗は少ない代わりに、ブレードのフラッシングによるアピールが強いと言われています。
流れの速い、瀬などで活躍します。
ウィローリーフタイプの例
メップス アグリアロング
まとめ
今日は、「スピナーとはどんなルアーなのか」についてまとめてみました!
ウグイはもちろん、トラウト、バス、そして海の魚にも効くほどの力を持っているルアーなので、たまにはプラグやスプーンを置いて、スピナーも使ってみてくださいね!
★関連記事:スピナーは簡単に自作できる!
★関連記事:完全ハンドメイドでスピナーを作る!