どうも、みぃ~太郎です!
新しいリールを買った後の定番儀式。ベアリング追加をやってみました~。
19ストラディックC2000S を軽く使ってみて、ほぼ不満はなかったのですが、唯一感じたこととして「ドラグの滑り出しがもう少しスムーズになってくれれば…」と思っていました。
そんなとき、スプールの軸受けにもベアリングを追加できるということを知ったので「それは良い!!」と思い、今回挑戦することにしました。
あとは、定番のハンドルノブへのベアリング追加もやっていきます~。
まずは、ハンドルノブから行きます~!
- 19ストラディックC2000S のハンドルノブに1BB追加!
- 19ストラディックC2000S のスプールシャフトに1BB追加!
- まとめ
- ★おすすめ記事:19ストラディクをウグイングで使ってみた感想です!
- ★おすすめ記事:18レガリスLT!ベアリングカスタムもおすすめです!
19ストラディックC2000S のハンドルノブに1BB追加!
19ストラディックのハンドルノブには、最初から1つベアリングが入っています。
なので、もう1つベアリングを追加できます。交換方法はかなり簡単です。
まずは、ハンドルを外します。
次に、ハンドルノブについているキャップを外していきます。
矢印のところの隙間にツメをいれて引っ張るとキャップが取れます。
固い場合は、マイナスドライバーに傷防止のタオルなんかを巻いて、隙間に入れると取れるはずです!
ノブの奥にプラスネジが潜んでいるので、プラスドライバーで外していきます。
ノブを外すと、⑤白いカラー、④ノブ本体、③ワッシャー、②ベアリング、①ネジの順で外れてくるはずです。
矢印の白いカラーをベアリングに換えていきます。
今回は、ヘジホッグスタジオでベアリングを購入しました。錆びにくい分、値段が少し高いベアリングです。
Amazonでもベアリングは購入できます。ハンドルノブのベアリングサイズは下のタイプが多いので、まとめ買いもおすすめです。
ベアリングにはオイルをさしてしておきました。
オイルはHEDGEHOG STUDIO アルケミーオイル ミディアムライトというオイルを使いました。
ベアリングにオイルをさしたら元に戻していきます。
オイルをさしたベアリングをシャフトに戻して、ノブ、ワッシャー、ベアリング、ネジの順で戻しておきます。
※下の写真では「ベアリング◀ノブ本体◀ベアリング◀ワッシャー◀ネジ」の順になっていますが、正しくは「ベアリング◀ノブ本体◀ワッシャー◀ベアリング◀ネジ」の順でした。
あっという間に完成です!!
見た目が変わらないので違いがわからんですね…。
回してみた感じは、若干ノブのガタがなくなったように感じます。
でも実釣で使ってみると、そこまで違いはわらないというのが本音でしょうか…。
19ストラディックC2000S のスプールシャフトに1BB追加!
次は、スプールシャフトにベアリングを追加していきます。
ドラグを全く使わない人には、ただ単に重量UPするだけの意味のないカスタムですが、ドラグを多用する人には大きな違いを実感できる重要なカスタムです。
シマノには「スプールを支える2点の支持をベアリングとすることでスムースなドラグ性能を実現」した、リジッドサポートドラグというものが存在します。
説明にあるように「スプールを2つのベアリングで支えることで、ドラグ性能を向上させました」というものです。
19ストラディックは「リール側に1つベアリングを追加」できます。
そのカスタムをした上で、リジサポ対応機種(19ヴァンキッシュ:約¥11,000~、18ステラ:約¥12,000~)のスプールを装着すれば、実質リジッドサポートドラグ仕様にカスタムすることができるらしいです。
コスパの良いカスタムではないですけどね…。19ストラディックの半額以上するスプールをあえて搭載してまで、リジサポもどきが欲しいかといわれると…躊躇してしまいます。
とりあえず、1BBであってもスプールの動きは純正よりはよくなるだろうということで、今回はスプールシャフトにベアリングを1つ追加していきたいと思います。
スプールシャフトのベアリング交換は若干難しいです。
まず、シャフトのワッシャーを外していきます。
C2000Sは3枚ワッシャーが入っています。
次に、付属している六角レンチでシャフトの真ん中のイモネジを外していきます。
イモネジを完全に外したら、いろいろとパーツが外れてきます。
外れたパーツの中の、赤丸で囲ったパーツにベアリングを組み込みます。
裏返すと、細い針金みたいなパーツがついているはずです。このパーツが白いカラーをおさえています。
このパーツは、ちょっと触れただけで、部屋の彼方へ吹っ飛んでいくので、ピンセットなどで慎重に外すか、ジップロックみたいな袋の中で外すなどの対策をした方が安心です。
針金が外れたら、白いカラーが外れます。これをグリスUPしたベアリングに交換します。
こちらもヘジホッグスタジオのベアリングキットを使いました。割高ではありますが、交換に必要なレンチもついてくるので、初めてベアリング交換する人にはおすすめです。
シマノ 19ストラディック スプールシャフト1BB仕様チューニングキット 【Lサイズ】 4000,4000MHG,4000XG,C5000XG用
バネを戻すとこんな感じになります。
今度はこれを、黒いギアと合体させます。
その際に、黒いギアのへこみと、針金の出っ張りを合わせるようにしてシャフトに戻します。
パーツをシャフトに戻し終わったら、イモネジをねじ込んでいきます。
ワッシャーを3つ戻してカスタム完了です!!
完成!!
やはり見た目では違いがわからんですね。
スプールを触ってみると、明らかにスプールのガタが減り動きだしが滑らかになったのがわかります。
ベアリング交換後、渓流でストラディックを使ってみました。
チビヤマメを二匹釣りました。


今回もドラグはゆるゆるの状態で使いましたが、明らかに滑らかな動きをするようになったのがわかります。
ある程度ドラグを締めこんでも使ってみましたが、純正状態よりも引っかかりやムラがなく、滑らかすぎるぐらいスムーズな動きをする印象です。
滑らかに動きだすので、純正の時よりもドラグノブを気持ち締めこんだ状態で使うとちょうどいいように感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか。個人的にはスプールシャフトへのベアリング追加で、より19ストラディックの使い心地が好きになりました。
これでドラグに関しては不満なしです!というか…19ストラディック、もう全く不満はありません。
19ストラディックを持っていて、ベアリング交換をしたことのない方は、是非この機会にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか~。
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