どうも、みぃ~太郎です!
さて今回は、昔と比べると数がだいぶ減ってきている魚「ヤチウグイ」についてまとめてみました。
ヤチウグイは北海道の一部にしか生息していない貴重な魚です。*1
それゆえにヤチウグイに関連の情報もかなり少ないのですが、今回は、かき集めた情報をもとに記事を書いてみました!
釣れた魚が「ヤチウグイか??」と思った時には、ぜひ参考にしてみてください~。
ヤチウグイってどんな魚??
ヤチウグイは、コイ目コイ科ウグイ亜科アブラハヤ属の魚です。
生息しているのは北海道のみ。もう少しで絶滅危惧に指定される可能性のある、純絶滅危惧(NT)に指定されています。
近縁種は「アブラハヤ」や「タカハヤ」など。
全長は大体15センチほどで、雑食性の魚です。
流れの緩やかな場所を好むらしく、沼や小さな川でよく見られます。
ヤチウグイの「ヤチ」は漢字にすると「野地」。つまり泥炭湿原の意味なんだって!
ウグイとヤチウグイの見分け方
ウグイとヤチウグイは、分類上は近縁種ではありませんが、一瞬で判断するには慣れが必要かもしれません。ここでは見分ける方法を2つ取り上げます。
1 背ビレと尻ビレの位置関係で見分ける!
ウグイとヤチウグイは、背ビレの終わる位置と尻ビレの始まる位置で見分けられます。
▼ヤチウグイは「背ビレが終わる位置」と「尻ビレの始まる位置」が同じです。
▼ウグイは「背ビレが終わる位置」と「尻ビレの始まる位置」が同じではありません。
このヒレの位置による見分け方が確実だと思われます。※絵は説明を補足するために書いたもので、実際の魚と異なる箇所がある場合がございます…。
2 色で見分ける!
他にも、体の色で見分ける方法もあります。
ヤチウグイは金色っぽい色、ウグイは銀色っぽい色をしています。
▼下の写真はヤチウグイで、金色っぽい体をしています。
ヤチウグイ(出典:ぷいぷいユッケWEB魚図鑑)https://zukan.com/fish/leaf36399
▼こちらの写真はウグイです。銀色っぽいですよね。
天気によって魚の色の見え方も変わってしまう場合もありますので、色で見分ける場合は要注意です。
まとめ
今回はウグイとヤチウグイの見分け方についてまとめてきました。
私はヤチウグイには出会ったことがありませんが、見分け方を勉強したのでこれから意識して釣った魚を見ていたいと思います!
ウグイなのかヤチウグイなのかわからない場合に、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね~。
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ワカサギ釣りの外道!ウグイとワカサギの違い、見分け方をまとめました! - Uguing Life!
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*1:日本では北海道のみ生息ですが、サハリンやシベリアなどにも生息しているようです。