ダイワから低価格帯のスピニングリールが新しく18年9月に発売されます。
かなり高い評価を得ている18フリームスの弟分のようなリール、18レガリスLT が登場です!
- ダイワ 18レガリスとは?
- 18レガリスLTに採用されている技術たち
- 18フリームス、17エクセラーとの違いはココだ!
- 18レガリスLT スペックとラインナップ
- LT1000S(浅溝スプール仕様)
- LT2000S(浅溝スプール仕様)
- LT2000S-XH(浅溝スプール・エクストラハイギア仕様)
- LT2500D(深溝スプール仕様)
- LT2500S-XH(浅溝スプール・エクストラハイギア仕様)
- LT3000D-C(深溝スプール・コンパクトボディ仕様)
- LT3000-CXH(コンパクトボディ・エクストラハイギア仕様)
- LT3000S-C-DH(浅溝スプール・コンパクトボディ・ダブルハンドル仕様)
- LT4000D-C(深溝スプール・コンパクトボディ仕様)
- LT4000D-CXH(深溝スプール・コンパクトボディ・エクストラハイギア仕様)
- LT5000D-CXH(深溝スプール・コンパクトボディ・エクストラハイギア仕様)
- まとめ
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ダイワ 18レガリスとは?
18レガリスLTは、18年9月にダイワから発売されるスピニングリールで、スペック的には18フリームスの下に位置するリールです。
実はレガリスは2012年にも販売されていたのですが、5年前に17エクセラーが登場した時にラインナップから外れてしまったようです。
しかし12レガリスは、数年ぶりにLTコンセプト*1を採用して、今年ついに18レガリスLTとして復活しました!
18レガリスLTに採用されている技術たち
18レガリスLTは最新のダイワリールにふさわしく、低価格でありながら様々なダイワの技術が搭載されています。ここではその一部を紹介します。
1 なめらかな動きの ATDドラグ採用!
「魚の引きに滑らかに追従しながら効き続ける」新世代のドラグシステムATDを搭載。
従来よりも滑り出しがスムーズなためラインブレイクしにくく、魚へ違和感を最小限に抑えたスマートなやり取りが可能になります。
また「独特の粘りがある」ので、低いドラグ設定値でも一気に走られることが少なく、ファイト中のドラグ再調整の頻度が減るという利点があります。
2 エアローターで軽量化・レスポンスUP!
ダイワ独自のローターシステムであるエアローターを搭載。
特異な形状の最適リム構造により、負荷を分散させることで、従来と同等の強度で大幅な軽量化を実現させています。
ローターバランスが向上するので、レスポンスの良いムラの少ない回転が可能になります。
3 タフデジギアでなめらかな回転を実現!
従来のデジギアⅡよりも精度が高く、 耐久性にも優れているタフデジギア搭載。
滑らかな巻き心地をより長く持続させることができます。
4 パーフェクトラインストッパー採用!
どんなラインでも止めやすい、新形状のラインストッパーを搭載 。
5 LC-ABSスプールで飛距離UP!
従来のABSスプールよりも「トラブルレス+ロングキャスト」を可能にしたスプールを搭載。
18フリームス、17エクセラーとの違いはココだ!
18レガリスLTは実質、18フリームスの廉価版リールです。同サイズで比べてみるとスペックはほとんど同じです。
違いは重量だけですね。18フリームスに搭載されていて18レガリスには搭載されていないものは、ねじ込みハンドルと、マグシールド の2つです。
17エクセラーとの大きな違いは、LTコンセプトが採用されているかいないかですね。登場が1年違うだけですがこの違いはかなり大きいです。
17エクセラーもかなり完成度の高いリールですが、新規格のリールにはやはり敵いません。
17エクセラーは18レガリスLTよりベアリングが1つ少ないのに重量も重い…しかも¥3,000も値段が高いですからね~。
17エクセラーが投げ売り価格になれば買う価値はあるかもしれませんが、それでも18レガリスLTのほうがお得感はありそうです。
追記:18年10月20日
と書いたのですが…訂正しておきたいと思います。
17エクセラーは18レガリスLTより「重い」のは事実ですが、その違いをネガティブにとらえるよりも「リールのコンセプトの違い」ととらえるほうが良さそうです。
改めて17エクセラーと18レガリスLTの違いをまとめてみました。まずは17エクセラーの特徴から!
【17エクセラーの特徴】ボディにスーパーメタル採用で高剛性!
17エクセラーはボディに、スーパーメタル(特殊アルミニウム)を採用しています。
ボディが金属製なので負荷に強いという特徴があります。
樹脂製のリールだと強い負荷がかかった時にボディが歪んでしまい、ギアの噛み合わせが悪くなってしまうことがあるようです。しかし金属製の17エクセラーだとその心配が軽減されます。
強い負荷のかかりやすいオフショアなどの釣りをする方は17エクセラーという選択肢もありかもしれません。
【18レガリスLTの特徴】コンパクトで軽い!
18レガリスはLTコンセプトを採用していることもあって、ボディがコンパクトに設計されています。
ボディはDS5という樹脂素材を使ったボディを採用(ローター部分はDS4採用)しているので、エクセラーと比べるとかなり軽量になっています。その代わり剛性は17エクセラーには及びません。
アジングやエリアなどリールの軽さがアドバンテージになりやすい釣りをする方は、レガリスLTを選ぶと良いと思います。
18レガリスLT スペックとラインナップ
18レガリスLTには11種類の仕様がラインナップされています。 下にスペックをまとめましたので参考にしていただければ嬉しいです!
LT1000S(浅溝スプール仕様)
ギア比 5.2
自重(g)185
最大ドラグ力(kg)5
巻き取り長さ(cm) 64
ナイロン糸巻量(lb-m) 2-120、2.5-100、3-70
ブレイド糸巻量(号-m) 0.2-210、0.3-200、0.4-130
LT2000S(浅溝スプール仕様)
ギア比 5.2
自重(g)190
最大ドラグ力(kg) 5
巻き取り長さ(cm) 68
ナイロン糸巻量(lb-m) 2.5-200、3-150、4-100
ブレイド糸巻量(号-m) 0.4-200、0.5-170、0.6-150
LT2000S-XH(浅溝スプール・エクストラハイギア仕様)
ギア比 6.2
自重(g)190
最大ドラグ力(kg) 5
巻き取り長さ(cm) 81
ナイロン糸巻量(lb-m) 2.5-200、3-150、4-100
ブレイド糸巻量(号-m) 0.4-200、0.5-170、0.6-150
LT2500D(深溝スプール仕様)
ギア比 5.3
自重(g)210
最大ドラグ力(kg) 10
巻き取り長さ(cm) 75
ナイロン糸巻量(lb-m) 8-220、10-190、12-150
ブレイド糸巻量(号-m) 1-360、1.2-300、1.5-230
LT2500S-XH(浅溝スプール・エクストラハイギア仕様)
ギア比 6.2
自重(g)205
最大ドラグ力(kg) 10
巻き取り長さ(cm) 87
ナイロン糸巻量(lb-m) 4-150、5-120、6-100
ブレイド糸巻量(号-m) 0.6-200、0.8-190、1.0-140
LT3000D-C(深溝スプール・コンパクトボディ仕様)
ギア比 5.3
自重(g)220
最大ドラグ力(kg) 10
巻き取り長さ(cm) 80
ナイロン糸巻量(lb-m) 10-260、12-200、16-150
ブレイド糸巻量(号-m) 1.2-430、1.5-300、2-230
LT3000-CXH(コンパクトボディ・エクストラハイギア仕様)
ギア比 6.2
自重(g)220
最大ドラグ力(kg) 10
巻き取り長さ(cm) 93
ナイロン糸巻量(lb-m) 8-150、10-120、12-100
ブレイド糸巻量(号-m) 1-200、1.2-190、1.5-170
LT3000S-C-DH(浅溝スプール・コンパクトボディ・ダブルハンドル仕様)
ギア比 5.3
自重(g)230
最大ドラグ力(kg) 10
巻き取り長さ(cm) 80
ナイロン糸巻量(lb-m) 4-230、6-150、8-100
ブレイド糸巻量(号-m) 0.6-290、0.8-200、1-190
LT4000D-C(深溝スプール・コンパクトボディ仕様)
ギア比 5.2
自重(g)242
最大ドラグ力(kg) 12
巻き取り長さ(cm) 82
ナイロン糸巻量(lb-m) 10-330、14-230、20-150
ブレイド糸巻量(号-m) 1.5-430、2-300、2.5-260
LT4000D-CXH(深溝スプール・コンパクトボディ・エクストラハイギア仕様)
ギア比 6.2
自重(g)245
最大ドラグ力(kg) 12
巻き取り長さ(cm) 99
ナイロン糸巻量(lb-m) 20-150、14-230、10-330
ブレイド糸巻量(号-m) 1.5-430、2-300、2.5-260
LT5000D-CXH(深溝スプール・コンパクトボディ・エクストラハイギア仕様)
ギア比 6.2
自重(g) 250
最大ドラグ力(kg) 12
巻き取り長さ(cm) 105
ナイロン糸巻量(lb-m) 25-150、20-170、14-260
ブレイド糸巻量(号-m) 2-350、2.5-300、3-210
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は18年9月に新しく登場したダイワのスピニングリール 18レガリスLTについてまとめてみました。
この記事で紹介した18レガリスLTは、1万円以下の低価格帯リールで初めてLTコンセプトが採用されたリールです。
おそらく今後、他の低価格帯リールにもLTコンセプトが採用されてくるのでしょう。
今後のダイワの動きが楽しみです。
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