ウグイはワカサギ釣りの外道としてよく釣れる魚です。
慣れてくれば簡単に見分けられるのですが、釣りを始めたばかりのころは全く見分けられなくて、私はよく恥をかいていました。
細くて銀色の魚が釣れたら、それは全部ワカサギだと思っていました。
もしかしたら当時ウグイのてんぷらを食べて「やっぱり釣りたてのワカサギは美味しいね」と言っていた可能性すらあります。
皆さんには「ワカサギとウグイを間違えて食べる事件をおこしてほしくない!」ということで、この記事ではウグイとワカサギの見分け方についてまとめていきます。
ウグイとワカサギの見分け方は3つ!!
まずは下の写真をご覧ください。
ウグイとワカサギ、見分けられますでしょうか?
答えは「上がウグイ」で「下がワカサギ」です。
わからない人には同じ魚に見えてしまうかもしれませんね。(^^;
でも大丈夫。これからウグイとワカサギを見分ける4つの方法について伝授していきますよ!
見分け方1 うろこの大きさ・体の色と透明度で見分ける
ウグイとワカサギは「うろこの大きさ」で見分けることができます。
近いサイズの個体で比べてみると、ワカサギの方がうろこが大きく見えますね。
体の色でも見分けることができます。
ウグイは鈍い銀色または、深い緑色
ワカサギはピカピカした銀色
のような色をしています。
下の写真ではその特徴が出ていますね。
ワカサギは光り輝いていますが、ウグイは鈍い銀色っぽい色をしています。
体の透明度でも見分けることができます。
▼ワカサギは体が透き通っています。
▼ウグイの体は透明ではありません。
ピカピカしていて体が透き通っていたらワカサギで、イマイチ輝きがない・なんか綺麗な色じゃない…と思ったら、それはウグイの可能性が高いです。
見分け方2 体の硬さで見分ける
ワカサギを食べた事がある方ならわかると思いますが、ワカサギはとても柔らかい体をしています。
そのため釣れたワカサギの針を外すのに、下のような道具にワカサギを通すだけで針を外すことができます。
ウグイは皮が頑丈なので、針から外れにくいです。無理に引っ張って外そうとすると針が伸びてしまうこともしばしば…。ちなみに下の写真はウグイです。
針から外そうと思ったら…
唇がちぎれたり簡単に外れた場合は、ワカサギ…かも
なかなか針が外れない場合は、ウグイ…かも
という見分け方もあります。
これは確実な見分け方ではないので、他の見分け方と併用してください~。
見分け方3 脂鰭(アブラビレ)の有無で見分ける
一番確実に見分ける方法が「脂鰭の有無」で見分ける方法です。
アブラビレとは魚の背中側にある、背びれと尾びれの間にあるヒレのことです。
このアブラビレが有るか無いかによって、ウグイとワカサギを見分けることができます。
下の写真では確認しずらいかもしれませんが、ワカサギにはアブラビレがあります。
逆に、ウグイにはアブラビレはありません。
実際に泳いでいる写真で比較するとわかりやすいです。
▼ワカサギ▼
▼ウグイ▼
この見分け方が一番確実に見分ける方法なので、体の色や固さを観察しても「どっちなのかわからない」時に使ってみてくださいね。
番外編 ★ニオイ★ ウグイは臭いです!
ウグイ独特のニオイがあり、体はすごくぬるぬるしています。
ワカサギもニオイはありますが、ウグイと比べるとマシです。
見分けるのにニオイはあまり役に立たないと思いますが、もし釣れた魚がウグイだと思ったら、ニオイを嗅いで見てください。
たとえ、凍ってもニオイますから!(笑)
まとめ
今回はウグイとワカサギの見分け方についてまとめてみました。大きな魚が釣れると嬉しいですが、実はワカサギではなくウグイである可能性があるので、恥をかかないようにコッソリ参考にしてみてくださいね!
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